看護師に魅力を感じているからこそ、看護職に就くことに憧れを抱いている方は少なくないと思うのです。看護専門学校で看護スキルを学んでいき、夢の看護師になれたことで背中に羽が生えたかのように心が浮き立つ気分になるのではないでしょうか。それはまさしく文字通りの白衣の天使そのものであり、頭のてっぺんから足の爪先まで天使一色に染まったみたいな気持ちになるかもしれません。本当は天使になるのが夢だったんじゃないのかと疑うくらいに、天使という響きに敏感な看護師がいても不思議ではないと思います。看護学校の卒業生が病院への入職を果たしたのを機に「天使の魅力を全開しちゃいます!みんなが私の魅力の虜になったら嬉しいわ」とおっしゃりそうですよね。可愛くなった自分を多くの人に見てもらいたいという想いが溢れ出ているように感じて、白衣の着用をしたことで本当の自分になれたということを主張しているかのようです。白衣を潜在意識に働きかける魔法のように感じてくることが往々にしてあると思います。
魅力のあるものには目が無いという方がいることでしょう。命に関わる看護の仕事に魅力を感じるようになる方が少なくないと思い、患者の命を救うという大義名分の下に、仕事に誇りを持つことが何とも言えずに名誉のあることだと感じるようになるかもしれません。看護の仕事をしている中でも、次第に奥深い魅力に引き込まれていくことが往々にしてあると思うのです。